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HOME > Topics > アーカイブ > 授業の様子: 2018年4月
Topics 授業の様子: 2018年4月
6期生4回目の授業 座学:「犬種による行動特性の違い」 実技:「健康管理の仕方」、「ハウストレーニング」
家畜化以降、犬種を作り出した選択育種による影響やいわゆる犬種差が生じるメカニズムに関して、遺伝や生理学的要因について解説。
また、研究として明らかとなっている犬種差や、論文や書籍には載っていない現場のトレーナーだからこそ知り得る情報などについてもお話しました。
たくさんのドッグトレーナーが講師として在籍し、過去の経験を基に議論を交わした中で行き着いた意見はなかなか他では聞けないと自負しています。
現場のドッグトレーナーさんとお話すると、なかなか他のトレーナーと自分の意見を言い合ったりする機会がなく、悶々とされている方が多いように感じます。
育成コースの座学はそんなトレーナーの駆け込み寺としての役割もになっていけるディープな内容です。
そして、卒業生はは垣根を越えた積極的な意見交換ができるよう犬という動物に対し多角的にアプローチできる土台作りをしています。
ドッグトレーナー育成コース講師:三井
午後の実習では、犬健康管理の仕方について
動物看護士であるスタッフの長谷川から
知識と技術の指導を行いました。
ドッグトレーナーはしつけや問題行動の
指導をすることが中心となりますが
日常の健康管理や食事の管理についても
飼い主さんに相談されることが多くあります。
飼い主さんが犬の健康を持していくためにも
トレーナー自体が正しい道具の使い方や管理の仕方を理解し
指導をしていく必要があります。
また、後半では、ハウスのトレーニングについても
練習を行いました。
犬のしつけを行うためには、ただご褒美を与えて
トレーニングをするだけではなく、犬の特性を理解し
配慮した人の対応と環境設定を心がけなければなりません。
ハウスのトレーニングについても、犬が好む
休息場所や適切な人の接し方について学び
そして、効率の良いハウスのコマンドトレーニングの
練習を行いました。
しつけというと練習の時間を設けるイメージが強いですが
日常生活の中でいかに練習を組み込んでいくかを考えることが
より実践的で継続した練習につながります。
トレーナーは、飼い主さんの生活の中で
どのように望ましい行動を教えていけばよいのか
そのコーディネートを心がけなければなりません。
ドッグトレーナー育成コース講師:鹿野
(スタディ・ドッグ・スクール) 2018年4月24日 14:27
6期生3回目の授業 座学:「刺激を受けてから行動が生じるまでの仕組み」 実技:「学習理論に基づいたコマンドトレーニング」
「刺激を受けてから行動が生じるまでの仕組み」
について授業を行いました。
いろいろな手法論により犬のしつけや学習が語られていますが、
犬の行動は学習だけで語ることは不可能で、どのように行動を起こすか、
刺激の受容からその処理、そして行動発現とそれに付随する様々な
過程がを知る必要があります。
そして、それは解剖学や生理学、遺伝学、神経科学など多岐にわたり、
犬の行動を明らかにする場合、それに関連する学問を広く学び、
多角的に物事を解釈する力が求められます。
つまりドッグトレーナーはそれらに精通していなければ
今の時代に求められている犬のしつけはできないのです。
しかし、残念ながら現在の日本ではそういった学問を体系的に学べる場所がない為、どうしても部分的にかいつまんで断片的な理解にとどまってしまうことが少なくありません。
スタディ・ドッグ・スクールペットドッグトレーナー育成コースでは、
博士である講師陣がこれらの学問を体系的に整理し、皆様にお伝えしています。
動物の学習について知っていることはもちろんですが、
その前に犬という生き物について理解を深める必要性を感じ、
当スクールでは多くの時間を裂き犬の特性について授業をしています。
ドッグトレーナー育成コース講師:三井
午後の実習では、オペラント条件付けの正の強化を用いた
コマンドトレーニングの練習に入りました。
犬のトレーニングには様々な手法がありますが
それぞれの方法がどのような学習の原理なのか?
他の方法とのメリットデメリット、向いている犬はどのような犬なのかを
客観的に判断し、現場では臨機応変に対応することが必要です。
トレーニングには様々な手法論がありますが
それぞれの方法論がどのような学習の原理なのか?
他の方法とのメリットデメリット、向いている犬はどのような犬なのかを
客観的に判断し、現場では臨機応変に対応することが必要です。
専門家は、自身の主観や好き好きで方法論を用いるのではなく
様々な引出しをもって、それぞれの飼い主と犬に合った方法を
用いることが重要となります。
また、自身の用いている方法を客観視して整理することで
飼い主へわかりやすく説明をすることができるようになります。
ドッグトレーナー育成コース講師:鹿野
(スタディ・ドッグ・スクール) 2018年4月17日 14:01
6期生2回目の授業 座学「犬の行動特性」 実技「名前を呼んで注目する練習 ・呼び戻しの練習 ・体を触る練習」
いわゆる動愛法には動物を飼育するために「その習性を考慮して適正に取り扱う」と定められています。
つまり犬を飼う上では本来、動物の行動の分類とその意味を理解し、さらに犬という種の特性を把握していなければならないのです。
そうすれば自ずと満たすべき事とマネージメントすべき事など人間側の対応しなければならないことや犬自身に求めることがわかり、適切なアプローチを取れるようになります。
また、それらを正しくすることで、人によって曖昧ないわゆる「ご褒美」も何をすることとが犬にとって報酬になるかが見えてくるのです。
そして、現在は様々な方法で犬の行動にアプローチすることがありますが、それらの手法が学問の世界でどのような背景で発達してきたかについてもお話しました。
そうすることで手法論にとらわれることなく、目の前の犬にどうアプローチすればいいか考える力を身に着けていっています。
ドッグトレーナー育成コース講師:三井
午後の実習では、
先週の練習の復習として
・犬同士の挨拶のさせ方
・ほめ言葉の練習
・首輪を持つ練習
からスタートしました。
日常、よく見られる犬同士の挨拶ですが
リードにつながられ、人の希望だけで犬同士の
挨拶を行うことは、犬に対する負担も大きく
トラブルにも発展しやすくなります。
挨拶をさせる際は、しっかりとお互いの犬の様子を
確認し、どちらかに負担がかかるようで
あれば無理に挨拶をさせる必要はありません。
そして、犬も生き物なので必ずしもどんな犬と
挨拶ができるとは限りません。
組み合わせによって、異なるボディランゲージや
反応を示すので、今日は様々な犬の組み合わせによって
適切な対応の仕方を学びました。
また、本日のテーマとしては
・名前を呼んで注目する練習
・呼び戻しの練習
・体を触る練習
を行いました。
犬のしつけというと、目的に応じた行動を
犬に練習することをイメージしがちですが犬に求めてばかりでは、
犬の負担ばかりが大きくなってしまいます。
飼い主と犬とのより良い関係を構築するためには
望ましい行動を練習するだけでなく
犬の特性や気持ちを考慮した、「環境設定」や「適切な人の接し方」
も心がけなければなりません。
飼い主さんへのしつけ指導では
コマンドの練習ばかりではなく
犬という動物の特性を理解してもらったうえで
人側が努力するべき点も伝えていく必要があります。
SDSスタッフ 鹿野
(スタディ・ドッグ・スクール) 2018年4月10日 13:57
6期生授業開始!
まずはオリエンテーション。
一般のトレーナー養成学校と比べ、かなり実習の履修時間や
種類が多いので注意点についてお話しました。
その後早速授業をはじめましたが、今季は三井が座学を担当。
スタディ・ドッグ・スクールペットドッグトレーナー育成コースでは
トレーニング以外にも犬に関する正しい知識を普及、啓蒙していくことも
ドッグトレーナーの重要な役割だと考えています。
本やwebなど犬に関する様々な情報があふれ、
本当に正しい情報がなにかあやふやだったり、
ドッグトレーナー自身がそれに振り回され飼い主さんに
何を提供すればいいのか曖昧にならないよう、また、
現状について正しく理解してないことが基で浮き世離れした指導にならないよう、座学ではまずドッグトレーナーとはどういう存在であるべきかや、
日本の犬を取り巻く現状についてお話しました。
その後は動物行動学に基づいた犬の特性や行動について授業を開始しました。
これから半年間みっちり実践に使える知識を身に着けていく予定です!
ドッグトレーナー育成コース講師:三井
6期生の実習は鹿野が担当。
まずは、初めて犬同士が集まるため
適切な犬同士の挨拶について理解を深め
実践をしました。
どんな犬とも仲良くなれることが良いことという
風潮がありますが、犬にだって個性があるし
生き物としてどんな犬とも仲良くなれるようにするというのは
人側のエゴです。
極度に怖がったり、興奮しすぎないように練習は必要ですが
犬がいるのが当たり前で自然でいられるようになることが
重要です。
そこを無理に人が仲良くさせようとしたり、挨拶させようとしたり
すれば、犬にとってとてもストレスになります。
飼い主は、自身の犬だけでなく相手の犬にも考慮して
他の犬との関わり方を考えていかなければなりません。
また、犬同士だけでなく、人が犬と接するときも
その犬の状態や気持ちを考慮した接し方を
心がけなければなりません。
無理に触ったり撫でようとするから
余計に人を怖がるようになってしまうこともあります。
ドッグトレーナーは、犬ばかりでなく、人に対しても
適切な犬との関わり方などの指導をする必要があります。
これからトレーニングの練習を始めるにあたり
褒めてしつける「陽性強化法」についてや
ご褒美の選び方・与え方についても説明をしました。
犬にとってご褒美となるのは食べ物だけではありません。
犬が求める本能的欲求を満たしてあげることが
犬にとっての最大のご褒美となります。
また、そのご褒美を用いることで、ほめ言葉や
首輪を持つ練習も行いました。
トレーニングを行うさいの学習方法は
一種類とは限りません。
行っている練習方法が、どのような学習原理に基づいているか
理解しながらトレーニングに臨むことが重要です。
ペットドッグトレーナー育成コースの実習では
技術を学びながらその技術の理論を同時に学び
頭の中で整理をしながらスキルを高めていきます!
SDSスタッフ 鹿野
(スタディ・ドッグ・スクール) 2018年4月 3日 13:52
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