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Topics 2017年2月
3期生 19回目の授業「飼い主指導のスキルアップ」「ヒトと犬の絆」「クリッカートレーニング」
「飼い主指導のスキルアップ」はすっかりおなじみとなったコミュニケーション&マナー講師の松井先生に最後の総仕上げとして「接遇」についてお話いただきました。
この授業はただ単に講師が一方的にマナーについて話すのではなく、講師と生徒さんが密にコミュニケーションを取りながら自分自身に「気づき」を持てるのが特徴です。
授業を通して、自分の新たな一面やトレーナーとして必要な接遇が身についたのではないでしょうか。
また、専任講師からは「 ヒトと犬の絆」についてもお話をしました。
この分野はいわゆるアニマルセラピーに代表される「動物人間関係学」という比較的新しい学問ですが、実は専任講師は全員、国内外の世界的権威の先生方から専門的に教育を受けており、
当スクールスタッフは動物介在教育・療法学会の理事や講師を務めるなど、大変関わりの深い分野でもあります。
ですから、座学は動物介在教育にご興味のある方にもおすすめです。
ドッグトレーナー育成コース講師:三井
さて、実習は今日で最後になりました!
約5ヶ月間長いようであっという間でした。。。生徒さんは授業を重ねるたびに成長し、とても嬉しく感じました。
なにより、真摯に「犬、トレーニング」に向き合っていただき本当にうれしく、毎回講師の気が引き締まる思いでした。
今日の内容は、前回の続き「クリッカートレーニング」です。
宿題だった「アイコンタクト」をほぼ完ぺきにしてきていただいた生徒さん、今日は新しいものにチャレンジです。
ペットボトルキャップにタッチを練習です。最終的にハウスの扉に取り付けて、犬自身が自分のハウスを閉められるようにすることが目標です。
覚えがとても早く、タッチはすぐマスターしましたが、扉を閉めるところまで行かず、課題となりました。
途中で、キャップをなめてしまう行動が出て、それを修正するトレーニングなど、細かくこだわると、なかなか時間がかかりますね。
ただ、生徒さんと参加している犬はクリッカーの相性がとても良いみたいで、期待感が今までよりアップしています。
トレーニンググッズも上手に使うと効果的ですよね。
授業でのクリッカートレーニングは基本的に、誘発法+逐次接近法を用いて行いましたが、
行動の発現を人が待ちすぎてしまうと、犬が葛藤して吠えたり、望んでいない行動が出ることが多いのですが、
生徒さんの柴ちゃんは、適切な行動を引き出すことができていました。講師も感心する一幕でした。
今日で実習は終了しましたが、まだまだサポートさせていただきます。
ドッグトレーナー育成コース講師:鈴木
(スタディ・ドッグ・スクール) 2017年2月28日 16:10
3期生 18回目の授業「効果的なホームページ作成」「獣医師がドッグトレーナーに求めること」「クリッカートレーニング」
まず、株式会社クフウシヤから高橋信先生の「効果的なホームページ作成」
現代社会では、インターネットを利用した情報発信や顧客の獲得は当たり前になってきました。
そのため、SEO対策や広告活用を知った上でHPを作製していくことが必要です。
講義では、HPの役割や実際の作り方、SEO対策に至るまで基礎から応用まで細かく説明していただきました。
2時限目は「獣医師がドッグトレーナーに求めること」。講師は、わかば動物病院院長、石川幸子先生でした。
石川先生は、ご自身の動物病院でパピークラスを開催されており、「ドッグトレーナーに何を求めるのか?」「開催にあたり気を付ける点」など、
獣医師という立場から、現場の声を交え、お話しいただきました。
また、子犬のワクチンプログラム(ワクチネーション)についても最新の知見や正しい知識をお話しいただきました。
実習では、クリッカートレーニングを開始いたしました。
クリッカーを使う場合、ルールをしっかりと決めてから練習に臨む必要がありますので、まずは説明から。
最初は古典的条件付けを用いて、クリッカーを条件性強化子にするところから練習しました。
チューニングと言ったりしますが、これをしなければ始まりません。
その後は、アイコンタクトのトレーニングをしながら、正しいタイミングで「クリック」できるように練習。
少しタイミングがずれてしまうことで、犬は人が思っていることとは異なることを学習してしまいます。
まずは、クリッカーという道具になれ、上手に使えるようにすることを目標に頑張っていただきました。
次回もクリッカーを使ったトレーニングをします!
宿題も出させていただいたので、とても楽しみです。
ドッグトレーナー育成コース講師:鈴木
(スタディ・ドッグ・スクール) 2017年2月21日 17:42
3期生 17回目の授業 「犬の問題行動の対処の各論②」「系統的脱感作法を用いた馴致トレーニング」
本日は講師たちも一部執筆しているドッグトレーニングパーフェクトマニュアルをもとに「恐れと恐怖症」について。
授業ではディスカッションや講師たちの経験した実例も紹介。
様々なレッスン形態を網羅し、様々な問題行動に取り組んだ現場経験が豊富なドッグトレーナーを多数抱える、
スタディドッグスクールペットドッグトレーナー育成コースだからこそできる実例紹介は一見の価値アリです!
本日の授業で犬の行動学や科学に基づく座学は一旦終了となります。
今後はホームページや創業、獣医師からのレクチャーなど、他ではなかなか聞けない内容になっていきます。
ドッグトレーナー育成コース講師:三井
実習は、「オモチャ遊び」「オモチャの管理」の指導練習から始まりました。
最初は緊張していたこの練習も、最近は堂々とできるようになってきました。
ポイントを押さえて、うまく話をまとめられるようになってきており、上達を感じます。
また、前回の復習として自発的に意識を向ける練習、さらに、犬と目線を合わせずに行うコマンドトレーニングをしました。
犬自身の集中力が上がっているのはもちろんですが、飼い主さんのハンドリングが向上してきました!
そして今日のメインは、「系統的脱感作法」を用いた馴致トレーニングでした。
刺激の設定に悩んでいた生徒さん。刺激の強度、大きさ、距離、速さ、高さなど細かなところまで説明させていただきました。
1時間半ほど、このトレーニングを行って、かなり理解していただきました!
さあ、そろそろ授業も大詰めになりました!
生徒さんが育っていくことがうれしい反面、少し寂しい気持ちもあります。
今後も楽しい授業、進めていきます!
ドッグトレーナー育成コース講師:鈴木
(スタディ・ドッグ・スクール) 2017年2月14日 16:14
3期生 16回目の授業「問題行動の対処の各論」「人に意識を向け続けるトレーニング」
前回までは原因、診断について細かく解説しましたが、今回は「短期、長期にわたる行動の管理」「対処方法」についてです。
原因が異なれば対処法も変わりますので、ドッグトレーナーとして正しい原因究明と適切な対処をできるようにならなければいけません。
「トイレトレーニングの未完成によるもの」「分離不安によるもの」など、それぞれの原因から正しい対処を学び、
また、スタディドッグスクール講師の今までの経験も含め、より実践的な内容を説明させていただきました。
最後には、生徒さんがご自身の犬で実際に抱える問題をテーマに、ディスカッションしながら問題行動の対処を授業しました。
実技では、「散歩のトレーニング」「ハウストレーニング」「トイレトレーニング」の説明を生徒さんにしてもらいました。
座学で学んだ内容を頭の中で整理し、自分自身で指導ができるようになってきました。
また、人に意識を向けるトレーニングの応用として、犬の自発的行動を強化する練習もしました。
実生活の中で、コマンドを活用することはもちろん大事ですが、こちらが指示を出さなくても、
犬自身が行動を発現できるようにすることは、より実践的で、活用しやすいものになります。
途中、講師が実際に犬をハンドリングして、フードやおやつだけではなく動きを使って
犬の気持ちを配慮したトレーニングを生徒さんにも実践していただきました。
学んでいただきたいことはまだまだありますが、生徒さんの今後がとても楽しみです。
ドッグトレーナー育成コース講師:鈴木
(スタディ・ドッグ・スクール) 2017年2月 7日 18:17
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