本日の座学は「コミュニケーション&マナー」の最終回でした。
講師はおなじみのマナーに関するスペシャリスト、松井かおり先生です。
今回の授業ではコミュニケーションや接遇の考え方といった実践スキルにとどまらず、
自身の目標やそれを実現するためのステップの踏み方など、多岐にわたりました。
自分の思い描くドッグトレーナー像を具現化するするための
第一歩として貴重な一日になったのではないでしょうか?
ドッグトレーナー育成コース講師:三井
午前の講義では先日の続きで
人が犬から受ける恩恵として、アニマルセラピーについて。

そして午後の実習では、先週から準備を進めていた
成犬を対象としたグループレッスンのロールプレイを実施しました!
レッスン会場に来た際の接客から始まり

レッスンをこれから進めるうえで
参加者の方々が楽しく仲良く参加できるように
自己紹介の時間を設けたり

実際のレッスンを想定して
1時間のタイムスケジュールと実施項目を決め
練習の指導だけでなく、松井先生の授業で習った
コミュニケーションスキルを取り入れて
接客の部分も実践しました。
それぞれの飼い主さん役も、ライフスタイルや犬に対する思い
しつけ教室に臨むことなど、キャラクターを詳細に設定し
演じることで、実際の対応やアドバイスの仕方などの練習を行いました。
そして、ロールプレイの後は
メインの司会者、サブスタッフ、飼い主役、全体をチェックする
それぞれの役回りの目線で、感想や良かったところ、改善点などをあげ
より、実践で役立つように反省会を行いました。

ドッグトレーナーという職業は、単独で仕事をすることが多い為
自身の指導や接客方法、そしてわかりやすい説明ができているかどうかを
客観的に評価することが難しいです。
しかし、自身のスキルアップだけでなく、飼い主さんへの
より良い指導を目指すためには、客観的な評価をして
課題を見出し、改善していくことがとても重要です。
そのためにも、トレーナー同士が互いに
連携・評価しあうことで、それぞれのレベルアップにもつながり
業界全体の更なる質の向上にもつながります!
SDSスタッフ 鹿野