1,2時間目の座学は少し犬のことから離れ
「個人経営に必要な経理」
についての授業がありました。
ドッグトレーナーとして独立する際、
ほとんどの方が個人事業主として開業されるかと思います。
その際、どうしてもさけて通れないことが経営・経理について。
本日は講師に中小企業診断士 、経営管理修士(MBA)の
岩瀬敦智先生をお迎えし、お話いただきました。
経費の仕分けや税金対策などわかりやすい例を交えながら、
痒いところに手が届く授業でした。
このようなことは専門学校や一般のドッグトレーナー養成学校では
まず教えてくれませんが、非常に重要なことです。
正しい知識と技術を持ったドッグトレーナーが活躍できるよう、
スタディ・ドッグ・スクールドッグトレーナー育成コースは
最大限のサポートをしています。
ドッグトレーナー育成コース講師:三井
午前の残りの講義の時間では、
トレーニングの内容からは少し違った側面で
人が犬から受ける恩恵として、アニマルセラピー
への理解を深めました。

犬を始めとした動物は、人に物理的な恩恵だけでなく
様々な精神的な恩恵も与えてくれます。
特に犬は、人との関わりが最も深い動物で
長い年月をかけ、人との絆を深め
多くの恩恵を与えてくれています。
しかし、犬から恩恵を受けるためには、人も
犬への理解を深め、適切な接し方を心がける
努力をしなければなりません。
その努力を惜しまなければ、人はたくさんの恩恵を
犬から与えてもらえます。
また、午後の実習では、成犬のグループレッスンを
運営するための練習として、実際のグループレッスンを
想定した、ロールプレイの準備を行いました。

指導目的を明確にし、飼い主さんにわかりやすく指導を
するためにどのように進めていくのか?
実際の指導の現場ではどのようなことを気を付け
どのような表現をすれば伝わりやすいのか?
接客業としてどのような接客マナーや対応に
気をつけなければならないのか?
レッスンを行う際には、ただ知識と技術の指導を
するだけではなく、多角的にレッスン運営を
考えていかなければなりません。
次回の実習では、ロールプレイを実践しますが
今からとっても楽しみです!!
SDSスタッフ 鹿野