本日は、5期生の6回目の授業
前半の講義では、
「犬の感覚世界」
について講義しました。

動物の行動は、外部からの刺激を感覚器で受容し
その情報を脳で処理してから行動へと移します。
感覚受容器は動物によってその構造が異なるため
同じ刺激を受けていても異なった情報を受容していたり
人には受容できない刺激を動物は受容していることもたくさんあります。
犬の感覚受容器の構造を理解し、外部環境からの刺激をどのように受容しているのか
を理解し、犬の目線に立ってイメージしなければ
擬人的な解釈をしてしまい犬の行動を正しく理解することができません。
トレーナーは、客観的に犬の行動を観察し、評価する必要があるため
犬の感覚世界に対する理解とイメージを深めることも重要となります。

午後の実技では、前回までの復習と共に
散歩など、犬と一緒に歩く時の「歩行の練習」
を行いました。

既存のトレーニングでは、歩行の練習となると
「横にぴったりとついて歩く」
「飼い主へ注目し続ける」
などといった、競技会で求められるような内容を
指導されることが多かったです。
しかし、家庭の犬では求められる部分は競技会のような
パフォーマンスではなく、飼い主も犬も楽しく散歩でき
他人に迷惑をかけないようなメリハリを持つことが重要です。
一つの方に当て込むばかりではなく、状況に応じた対応と
公共の場で受け入れられるお散歩の仕方を犬に教えることが重要となります。
ドッグトレーナー育成コース講師:鹿野