本日は、5期生の3回目の授業を行いました。
前半の講義では、前回からの引き続きで
「動物が反応するために必要となる動機付け」
「動機付けに影響を与える要因」
について講義を行いました。

・その動物の受容器の構造
・遺伝的な行動特性
・幼少期の生活環境や学習
・脳を始めとした中枢や神経の働き
・ホルモンの影響
など、動物の行動に与える要因は多岐に渡します。
見た目に表出した行動のみで判断をしてしまえば
犬が示す行動の要因を正しく判断することはできず
特に行動習性を行う上では不適切な方法を用いてしまうこともあります。
ドッグトレーナーは、学習、特にオペラント条件付けなどによって
行動を変容させたり教えたりすることに偏りがちになりますが
犬を理解する上では、多角的な知識が必要がとされます。
午後の実技では、学習理論に沿った行動の習得のさせ方を
基礎から学びました。

トレーニングには様々な手法論がありますが
それぞれの方法論がどのような学習の原理なのか?
他の方法とのメリットデメリット、向いている犬はどのような犬なのかを
客観的に判断し、現場では臨機応変に対応することが必要です。

専門家として、それぞれの主観や好き好きで方法論を用いるのではなく
様々な引出しをもって、それぞれの飼い主と犬に合った方法を
用いることが重要となります。
ドッグトレーナー育成コース講師:鹿野