先週から始まりました、5期生の授業
本日の講義では、「犬の行動特性」というテーマで
動物の行動学の基本として
・刺激ー応答性
・行動を引き出す刺激の種類
を理解し、動物の行動の機能と分類、さらには
それぞれの各行動の犬の特徴について講義をしました。

犬の福祉を顧慮した適正飼育を行うためには
犬の行動特性を理解する必要があります。
また、適正な飼育がなされていなければ、いくらトレーニングをしても
人と犬のより良い共生関係を結ぶことはできません。

プロのトレーナーとして指導に当たるためには
コマンドの教え方だけに特化するのではなく
犬の特性と適切なかかわり方について、
飼い主さんに情報を提供することが重要となります。
また、午後の実技では、先週の復習と新しい項目として
古典的条件付けを用いたトレーニング
・ほめ言葉を教える
・首輪を持つ
・体を触る
・健康管理
などの練習を理論を理解しながら練習しました。

トレーニングというとオペラント条件付けの正の強化を用いた
いわゆるほめてしつける方法が主流なため
望ましい行動をしたらほめてご褒美を与える手法ばかりが
紹介されます。
しかし、犬は感情を優先して行動することが多い為
感情をコントロールする学習方法である古典的条件付け
を理解することは、しつけだけではなく行動修正を行う際にも
非常な重要なテクニックとなります。
犬の行動の意味を理解し、方法論だけでなくその原理をしっかりと
理解することが、プロのトレーナーには必須といえます。
ドッグトレーナー育成コース講師:鹿野