本日の授業では、犬の飼育環境の設定について
講義を行いました。

トレーナーの職業は、ついつい犬に新しい行動や
人にとって望ましい行動を教えることばかりに
目が向いてしまいがちです。
しかし、どんなにしつけやトレーニングをしても
適正な飼育がされていなければ、犬の福祉が害され
お互いの関係は良好にはなりません。
動物愛護法などでも適正飼育が謳われていますが
それぞれの価値観によった適正飼育を実践している状況です。
本日の講義では、行動学をもとに犬の習性を理解し
その習性を考慮した環境設定や人の対応の仕方について
講義を進めました。
犬は言葉が通じないため、経験論のみならず
科学的な側面でも犬の習性を理解し
適正な飼育を目指していかなければなりません。
ドッグトレーナー育成コース講師:鹿野
今週から実技は過去に実技で行った項目についてお客様に説明することを想定とした復習時間を設けました。
知識として知っていることとお客様に説明することは似ているようで異なります。
万人が納得のいく説明ができるスキルを身につけられるよう練習を開始しました。
その後は、噛みつく犬を想定した口輪の装着方法について犬をつかいながら解説。

(ワンちゃんの名誉のために、写真のワンちゃんは噛みません)
注意すべき点や系統的脱感作のレベル設定、使いやすい口輪等についてもお伝えしました。
また、後半はハズバンダリートレーニングについて解説&練習。
ハズバンダリートレーニングとは健康管理や治療などを受けやすくするため、所定の動作をさせるトレーニングのことを言いますが、犬のメンタル面も重要です。
力で無理やり押さえつけるのではなく、犬自らが進んでその姿勢をとったり、ストレスなく過ごせるよう、ボディーランゲージから犬の内面を読み取り、それに合わせた詳細なレベル設定と練習を行いました。
ドッグトレーナー育成コース講師:三井