本日の講義では、先週の引き続きで
「子犬の行動発達」について
お話をしました。
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母子分離に関する様々な研究
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若齢期の特徴と管理
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Dr. Ian Dunbarの子犬の管理とパピートレーニング
また、後半の授業では
「飼育環境の設定方法 ~問題行動の予防と犬の福祉を考慮する~」
というテーマで、
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犬の摂食行動の特徴と生じやすい問題
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摂食行動に関する適切な管理方法
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食べ物への占有性攻撃の原因と予防、改善方法について
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犬の休息行動の特徴と生じやすい問題
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摂食行動に関する適切な管理方法
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寝床に対する縄張り性攻撃行動の原因と予防、改善方法について
などの講義を行いました。
しつけというと、飼い主が犬に教育し、学習することばかりが
イメージされてしまいますが、最も重要なことは、犬の行動特性を理解して
その特性に応じた適切な管理、環境設定、人の対応を心掛けなければならないので
トレーナーとしても、その点についての指導を怠ってはいけません。
午後からの実技では、犬を飼う上で毎日の日課となる
お散歩の練習を実施しました。
お散歩にはトレーナーさんによって色々な考え方があり
教え方もいろいろなので、飼い主さんも混乱してしまうことがあります。
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引っ張り続けながら歩く
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歩行者や他の犬に吠えかかる
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至る所で排泄をする
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引っ張らないからといってリードを長く持つ
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歩行者の邪魔になるような歩き方をする
といった行動は、犬を飼っていない方への迷惑を考えた際
飼い主が意識を高め、モラルを持った扱いと
犬への教育を行わなければなりません。
そのため、犬は歩行中にはある程度の制限がかけられてしまうので
お散歩中の歩行だけで、その子の運動欲求を満たすことは
困難な場合が多く見受けられます。
これらのことを意識してもらいつつ
社会で受け入れられるお散歩の方法や
お散歩の意義についての練習を行いました。
練習では、受講生のワンちゃん達での練習だけでなく
幼稚園に参加してくれているパピーたちにも協力してもらい
練習しました。
パピーのワンちゃんは、まだまだ様々な刺激に好奇心が旺盛なため
根気よく、十分にコミュニケーションをとりながら
お散歩の練習をしなければなりません。
参加したパピーのワンちゃん達も
飼い主さん以外の方々に褒められながらお散歩で来て
とっても良い経験ができました!!
SDSスタッフ 鹿野